2022年12月某日
ドイツの冬と言ったら、「クリスマスマーケットがすごい!」というイメージがありませんか?!
クリスマスの本場(?)だし、日本とは違って『本物』のクリスマスがきっとあるはず!
ワクワクした気持ちでドイツで初めてのクリスマスマーケットに行ってみました!

今回は写真多めでご紹介します!
ドイツの有名なクリスマスマーケットはどこ?

私の写真は写真ACからダウンロードできます。
ドイツでは12月25日のクリスマス当日までの4週間を『アドベント』と呼んでいて、ドイツ人が最も楽しみにしているシーズンが始まります!
日本でも最近はよく『アドベントカレンダー』が売っていますよね
クリスマスイブの12月24日まで毎日1つの扉を開けて、小さいお菓子をゲットできる楽しいカレンダーです

そんなアドベントの時期にドイツのいたるところで開催されているのがクリスマスマーケットです。
ドイツのクリスマスマーケットは町の広場に小さな木の小屋のお店がたくさん並びます。
そこではクリスマスのお菓子やクリスマス用の飾り、マフラーや手袋などの冬小物など、たくさんのクリスマスアイテムが売られています。
またワインとシナモンなどのスパイスを煮詰めた温かい『グリューワイン』が飲めたり、たくさんの飲食店のお店が出店していたりと、食べ歩きも楽しめます。
ドイツの3大クリスマスマーケット
世界最古のドレスデン
世界一有名なニュルンベルク
世界最大のシュトゥットガルト
ドイツの各地で開催されているクリスマスマーケットですが、ドイツ南方のEsslingen(エスリンゲン)という小さな町のクリスマスがかなり風変りなんです!
Esslingen(エスリンゲン)のクリスマスマーケットはまるでドラクエ?!
エスリンゲンはドイツ最大のクリスマスマーケットがあるシュトゥットガルトから、電車で20分ほど行った小さな町です。
ドイツ全体から見ると西南のほうに位置します。
(日本人の感覚で言うと、ドイツの左下のほう)
もともとドイツらしい古い町並みが残る美しい街なのですが、ここのクリスマスマーケットが大変ユニークでおもしろい!!
半分は一般的なクリスマスマーケット
町の正面玄関とも言える教会のある広場から入ると、初めはわりと一般的なドイツのクリスマスマーケットの風景が広がります。


この日はチラチラと雪が降る寒い日でしたが、たくさんの人がクリスマスマーケットに訪れています。
(クリスマス当日から2週間ほど前の平日の午後2時ごろの模様です。)


エスリンゲンの町並みはドイツの昔ながらの建築様式が残っているので、小さなマーケットのメルヘンな雰囲気とあいまって、たいへんクリスマスらしい雰囲気が感じられます。

しかし!
ここから先がエスリンゲンのクリスマスマーケットのおもしろいところ!!
なぞのゲートをくぐると異世界へ転生?!
一通りエスリンゲンのクリスマスマーケットを満喫したところで、謎のゲートが登場します。
(※なお別日に撮影したので、天気も一変します)

あれ…?
なんだかさっきの町並みとぜんぜん違うぞ…???

さきほどのクリスマスマーケットのキラキラメルヘンとは一変!
なんだか中世ヨーロッパの町に迷い込んでしまったような気分です。
町には武器屋さんがあったり…


服屋さんや革小物屋さんがあったり…

酒場があったり…


なぞの仮面屋さんがあったり…


まさにドラクエの冒険中に立ち寄る村のような雰囲気なんです!
町にいるマーケットの店員さんや歩いているスタッフさんもみんな古い衣装を着ている徹底ぶり

そして古いドイツ文字(フラクトゥーア(Fraktur))が並ぶ軒先は、まさに「ドイツっぽいヤツ!!!」

大人の中二心にドンピシャにくる町並みなのです。

町の中心にある教会も、古い昔ながらの教会で趣があってとても良いです。


これは是非とも日本のコスプレイヤーさんにおすすめさせて頂きたいクリスマスマーケットです。
観覧車も中世風!
クリスマスマーケットでは移動観覧車やメリーゴーランドがあるところも多いのですが、ここエスリンゲンではそれらも「手動」です。
世界観が徹底しているなぁ



一風変わったクリスマスマーケットの体験をされたい方は、ぜひエスリンゲンのクリスマスマーケットをおすすめします!




ドイツに行きたいけど、そんな簡単には行けないもんなー。。。
そんな時、日本でもグリューワインは手軽に楽しめます
普通の赤ワインでもOKですが、ホットワイン用の赤ワインが香りも飛びにくくおすすめです。
小鍋にワインを入れて、「シナモン」「スターアニス(八角)」「クローブ」などの香辛料にはちみつを加えて温めます。
また、ショウガやオレンジなど柑橘系の皮を入れると、香りもよく身体が暖まります。


寒い日が続きますので、暖かくして楽しいクリスマスをお過ごしください!
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