管理人みやこが困ったことシリーズです。
ある日、このサイトを見てくれた方がどんな検索エンジンから来ているかを調べたところ、見慣れない名前が…
(みやこはWordpressのプラグイン『Jetpack』を使っています。)

duckduckgo…???
ドゥックドゥックゴォ…?????
なにそれ、はじめて聞いたぞ
(正しい日本語読みはダックダックゴーです。)
今回は検索エンジン『DuckDuckGo (ダックダックゴー)』について、特徴の説明と、検索流入をもらうためのSEO対策はどうすればいいかを調べました。
DuckDuckGoは『ある特徴』のために、世界中での検索シェアも伸びているので、日本での利用者もこれからまだ伸びる可能性があります。
ぜひこちらの記事を読んで、ご自身のサイト運営にご活用ください。
検索エンジン DuckDuckGo(ダックダックゴー)とは?

DuckDuckGo (ダックダックゴー)はアメリカ・ペンシルバニア州の企業が提供している検索エンジンです。
特徴はメイン画面にも出ているように「トラッキングに悩んでるいるなら当社におまかせ」というところです。
利用者のプライバシーの保護を重視して、利用履歴等を検索エンジン側で記録しないことを運営方針としている会社です。
Googleではなんでも裏で記録されてて、いろいろと自分の興味がありそうなことをおすすめしてきますもんね
便利だなーと思う時もあれば、あまりにも的確な広告などを表示されて、コワイな…と思うこともあります。
自分がインターネットを主体的に使っているはずなのに、実は裏でGoogleのいいように(儲かるように)動かされている気がしてしまいます。
(まぁこのサイトもそんなGoogleアドセンスの広告を出させてもらっているので、恩恵にはあやかっているのですけどね…)
そんなネットユーザーの不満を解消するのがDuckDuckGoの検索エンジンというわけです。
ちなみにちょっとかわいらしい名前の由来は、創設者の方が「ある時、パッと思いついてしまった」んだそう
アメリカには『Duck, duck, goose(ダック・ダック・グース)』と言う日本でいう『ハンカチ落とし』のような子供の遊びがあるのですが、それとは「まぁ、多少の影響は受けてるかもしれないけど、特に意図してないよ」と言っています。
DocuDuckGoの利用者が急激に伸びています
やはりみなさん、自分の情報が取られているのは気持ちが悪いと思うのか、DuckDuckGoの利用者数はここ近年で急激に伸びています。

特にアメリカでは、2013年に政府機関がGoogleやYahooと協力して国民の動向を探っていた事実がリークされてしまい大問題になったことがありました。
そんなこともあいまって、DuckDuckGoの利用者は年々拡大しているようです。
あと、ちょっと悪い話ですが『裏社会』や『闇サイト』と呼ばれるような、あまり覗いてはいけないサイトにアクセスする時に使っている使っている人たちもいるようです。
では日本での利用者数はどうかと言いますと…

1位Google、2位Yahoo、3位Bingは例年と変わらず、4位にDuckDuckGoが入っています。
おととし見たときは5位だったのに…やはり近年の利用者伸び率がグンと上がっているようですね
上位検索エンジンとの差はまだまだ大きいですが、少なからず日本で使っている方もいるという事実。
「エロ検索しても履歴が残らない!」と言って使っている友達もいます。
これはDuckDuckGoからの検索流入も無視できないですね
DuckDuckGoのSEO対策は?
では、今回の記事の本題です。
この記事を読んでいらっしゃる方は各種検索エンジンで上位表示されるために、日々奮闘されているかと思います。
例えばGoogleサーチコンソールを使用して、インデックスを最新化するのは当然のこと、Googleの検索アルゴリズムにそったSEO対策を試行錯誤したり。
じゃあDuckDuckGoに自分の記事を拾ってもらうためにはどうしたらいいのか?
かなりオリジナルな方法で検索結果を表示
検索結果の出力について、DuckDuckGoの公式サイト(英語)のヘルプに下記のように書いてあります。

DuckDuckGoは400を超えるソースから検索結果を提示しています。
引用元:DuckDuckGoサイトヘルプ
ニッチなインスタントアンサーを配信する何百ものソース、DuckDuckBot(クローラー)、クラウドソーシングサイト(ウィキペディアなど、アンサーインデックスに保存されている)が含まれます。もちろん、検索結果には従来のリンクもあります。これも複数のパートナーから提供されていますが、最も一般的にはBingから提供されています(Googleからの提供は一切ありません)。
要するに、DuckDuckGoは数百のニッチなソースも含めてオリジナルの検索アルゴリズムを構築し、検索結果を出しているようです。
クローラーもDuckDuckBotというオリジナルのもの。
他社からもらってるソースもあって、多くはBingのソースです…と。
(Googleのソースは使ってないよ!と強調しているのが敵対心まるだしでおもしろいですね)
つまりDuckDuckGoのSEO対策について、詳細は明示されていませんが少なからずBing対策と同様のことは行っておいた方が良さそうです。
たとえば最新記事のインデックスに関しては『Bingウェブマスターツール』に登録して、サイトマップを設定してあれば安心です。
※『Bingウェブマスターツール』の登録方法はいろんなサイトで紹介されています。
海外のサイト運営者はどう対応している?
海外のサイト運営者の方はどう対策しているのかなーと思い、英語サイトで語っている人を一通り読んでみました。
みんなが言っているのは
「まぁDuckDuckgoに関して従来のSEO対策以外の情報がほとんどないから、基本のことやっとけ」です。
1. サイト価値の高いサイトからリンクをもらう
2. 利用者が検索するであろうキーワードをより深掘りして入れ込む
3. 店や店舗の場合はAppleマップ(https://mapsconnect.apple.com)に登録しておく
そして
4.Bing対策はやっておけ
キーワード選定などは、みなさん当然GoogleのSEO対策としても行っていると思います。
要するに通常のSEO対策と言われることをやっておくのがDuckDuckgo対策としても大切だとのことです。
まとめ
検索エンジンのDuckDuckgo(ダックダックゴー)は独自アルゴリズム(Bingソース含む)に独自クローラーを使用しています。
DuckDuckgoからの検索流入、つまりSEO対策は一般的なSEO対策に加えてBing対策を行うとよいということがわかりました。
それでもDuckDuckgoの検索結果はGoogleの結果とはずいぶん違うサイトが上位に表示されてくるので面白いです。
Google上だとかなりのビックワードでも、DuckDuckgoだと私のこの弱小サイトの記事が1位表示されたりして…かなりニッチです。

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↓同じく検索エンジンのお話です
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