今度ヨーロッパに旅行に行くんだけど、生理用品を持っていくか悩む~
ドイツの生理用品を購入してきたので、ドイツへの転勤や旅行へ行くかたの参考になれば幸いです。
結果から言ってしまうと「日本よりぜんぜん安いです!」
なおEU圏内の生理用品はほとんど同じラインナップだと聞いたことがあるので、ヨーロッパへ旅行へ行く方も参考になればと思います。
ドイツの生理用品はどこで売ってるの?
ドイツの生理用品は、日本と同じようにドラッグストアやスーパーマーケットにひとつのコーナーとして置いてあります。
なんとなくパッケージがソレっぽいので、ドイツ語が分からなくても見つけられると思います。
ちなみにドイツ語で生理用品はそれぞれ下記のように言います。
◇ タンポン… Tampon(タンポン)
◇ おりものシート… Slipeinlagen(スリープアインラーゲン)
ドイツで売っている生理用品の詳細
生理用ナプキンはこのような感じです
まぁ日本で売っている感じと大差はないですね!
こちらは1パックで20個入り。
通常価格で激安の0.8ユーロ。日本円で100円ぐらいです。
日本のものと使用感を比べたいので、お店にあったなかで一番安いものを購入しました。
ドイツのナプキンも日本と同じように、イラストやしずくのマークで、羽根付きなのか多い日用なのかがとても分かりやすいです。
こちらは夜用
1パック10個入りでやはり0.8ユーロぐらい。100円ちょっとです。
ドイツ語が分からなくても、☆のパッケージとしずくの量で「なんとなく夜の多い日なんだな」と分かりますよね!
たしかに、ULTRA NACHT(ウルトラ ナハト) = ウルトラ夜用と書いてあります。
パッケージの裏側には、より詳しいサイズ感と吸収量のイラストが載っています。
昼用と同じく『カモミール&シルクエキス配合』と書いてあり、お肌に優しそうな印象です。
これだけ分かりやすければ、慣れないドイツ生活でも問題なく購入できます。
タンポンはこんな感じです
どうやら欧州のタンポンは『アプリケーター無し』が主流のようで、アプリケーター付きのものはこちらのメーカーの物しかありませんでした。
値段は16個入りで3.5ユーロ。450円くらいです。
こちらもイラストが付いているので、ドイツ語が分からなくてもタンポンだと分かりますね!
しずくマークもあるので、分かりやすいです。
しずくマークは3つのNormal(ノーマル)を購入しましたが、特に日本のより太いという印象はありませんでした。
日本の通常サイズと同じぐらいのサイズ感です。
こちらの商品はアプリケーター付きでもコンパクトタイプなので、伸ばして使うのですが、使い方も図があるので分かりやすいです。
他にアプリケーター無しのものがよく売られていましたが、日本では売っているのを見たことが無く、私は使ったことが無いので購入はしませんでした。
その他のサニタリーグッズは…
『経血カップ(シリコンカップ)』やデリケートゾーン専用のソープなどが豊富に取り揃えられています。
日本だとデリケートゾーン専用のソープの種類があまりない上に価格が高いので、私はいつも『iHerb(アイハーブ)』で外国製を購入していました。
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ドイツだとデリケートゾーンのケア用品は選択肢がたくさんあって良さそうです。
ドイツの生理用品の使い心地は?
生理用品についてはよく『日本のクオリティーは最高』と聞くので、外国の物を使うのは少し心配がありました。
今回は特に日本のものと比べるために、一番安いものを選びましたが、
結果的には「日本のひと昔前のクオリティな感じはするけど、使用にはまったく問題ない」という感想です。
それはそうですよね、ヨーロッパに住む皆さんはいつも使っているのですから…。
生理用ナプキンに関しては、私が購入したものは日本のものに比べると少し薄いかな?という印象です。
日本でいう「薄型・アクティブ」のようなイメージです。
ふわふわ感はあまり無く、わりとシート状に近い感じです。
ですが吸収に関してはちゃんと機能しているので、問題はないと思います。
薄い方がむしろ持ち歩きにはかさばらないですし、日本だと価格が高いイメージですよね
ナプキン本体に模様が描いてあるのが、日本ではあまり無いかな…
ここが吸収体なのかと思いきや、そうでもないらしい…
夜用も同様に薄い感じがするので、ふわふわの巨大なオムツばりの日本製に慣れていると、少しこころもとない感じもします。
なので私は夜はタンポンと併用しています。これでまったく問題なしです。
タンポンの使用感は日本のコンパクトタイプのアプリケーターのものと、使い心地や吸収力ともに大差は無いです。
生理用品の価格は?
ドイツの生理用ナプキンは日本と同じくらいの1パックが、0.5ユーロ~2.5ユーロくらいで購入できます。
日本円ですと100円~350円くらいです。
日本の生理用ナプキンは300円~600円ぐらいすることを考えると激安だと思います。
また税金も日用品として軽減税率の対象品なので7%です。(標準の税率は19%です。)
正直なところを言うと、ナプキンの質感がふわふわでなかったり、冒頭のイラストのように羽のシールが一気に取れなかったり、丸めて捨てる用のシールが無かったり、日本の10年くらい前のクオリティかな…という感じはしますが、消耗品でこれだけの安さなので、個人的にはまったく問題なしです。
日本人てつくづく細かいところへの配慮がされているよな…
でも必需品かつ消耗品だから、もっと安く作ってくれてもいいのにな…
と、配慮の足りないみやこは思うのでした。
ちなみに男性も堂々と生理用品を購入します
日本はどうしても「生理は恥ずかしいもの」という概念が残っていて、彼氏に生理用品を買ってきてとお願いしても嫌がられたり、男性の店員さんがいるレジよりは女性のレジに回りたいとか…すこし生理に対してネガティブな印象がありますよね。
生理用品を買うと2重で包装してくれたり、外から見えにくい黒いビニールに入れてくれたり…。
「黒い袋はゴミ出しに使えないからいらないんだよな~…」とか思いながら、みやこも入れてもらっています。
ヨーロッパでは生理はまさに『生理現象の一部』なのか、男性も女性もあまり気にしている様子はありません。
旦那さんに買ってきてと言えば、他のものと同じように買ってきてくれます。
レジでも男性の店員さんがナプキンむき出しのまま、リンゴとかと一緒に投げられています。
(荒いんですよ…商品の扱いが。。。)
ドイツでの生理用品のゴミの捨て方
生理用品は『その他のゴミ』にあたるので、『黒いゴミ箱』Restmülltonne(レストムルトンネ)に入れてくださいね
まとめ
ドイツの生理用品で一番安いものを購入しましたが、「問題なく使えるレベル」でした。
ドイツをはじめヨーロッパに転勤や旅行に行く際は他に必要なものをトランクに入れたいので、私だったら生理用ナプキンは『緊急用の最低限だけ』を入れて、あとは現地のスーパーマーケットで購入するようにします!
この記事が参考になりましたらうれしいです。
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